【同窓生のお知らせ】受賞のご報告

撮影:前澤秀登

洗足学園音楽大学の同窓生である加藤綾子さん(46期・Vn)がかながわパフォーミングアーツアワード2026におきまして、MVP賞を受賞されました。

以下、ご本人からのメッセージ・プロフィール・SNSを掲載いたします。

メッセージ


このたび、「かながわパフォーミングアーツアワード2026」においてMVP賞を受賞することができました。ヴァイオリニストによる舞台作品をこうして評価していただけたこと、大変光栄に思います。

上演した作品『アイム・ミート!かながわPAA版』は、わたしがこれまで、「ヴァイオリニスト」を振る舞いながら抱いた疑問や気づきをもとに作った、レクチャーパフォーマンスです。日本における西洋音楽のありかた、「クラシック音楽」をとりまく態度の批評を試みています。その創作過程には、洗足学園音楽大学での専門的な学びや経験が生きています。

わたしの行いは、いわゆる“音楽家”“ヴァイオリニスト”のメインストリームからは、すこし外れているかもしれません。けれど、学生のみなさんが自ら課した役割──音楽家であれ教員であれ、なんであれ──に挫けそうになった時、「こういう音楽との向き合い方があってもよいのだ」と思い出す一例になれたら、幸いです。

プロフィール


加藤綾子(かとうあやこ)

ヴァイオリニスト。日本におけるクラシック音楽的な身体を起点に、リサイタルやパフォーマンスを立ち上げ、人々に根差した振る舞いをまなざす。洗足学園音楽大学および同大学院弦楽器コースを首席卒業(修了)。ベルギー・ナミュールの音楽院「IMEP」修士課程を、学年最高得点にて修了。

日本現代音楽協会、日本作曲家協議会、森美術館などの主催公演に出演。これまでの主な作品に、『アイム・ミート!』『あなたではない』など。令和7年度舞台芸術専門家派遣事業バンコク派遣アーティスト。